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ラフォルジュロンデコラシオン la forgerone decoration  岡本祐季(改 友紀)鉄装飾家artist    鉄に上品な繊細さ、重力から解放された軽やかさを求めて「空間が和み 気持ちが解き放たれる鉄。」を作り続けています。永遠のテーマは鉄で紡ぐ光と影の洗練された美しい世界。 シャンデリアやオブジェを制作。 ゆきぱんというフライパンも制作中。


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ラ フォルジュロン
デコラシオン 
la forgerone
decoration

鉄は美しく繊細で
軽やかで美しい。

鉄で紡ぐ光と影。
幻想的で美しい鉄の世界。

そんな新しい鉄の概念を。
糸のように紡ぎ出したい。



フランス語で鍛冶屋を意
味する le forgeron
(ル フォルジュロン)の始まり
と終わりを女性名詞風に
アレンジした造語。
男性のイメージが強い鍛
冶の仕事を女性らしい柔
らかさで包みたいという
思いを込めて
読み方も
アレンジしています。



..................


・CM出演
資生堂 / エリクシールシュペリエル
 → 動画★
サントリー / 金麦(広島版)

・全国番組出演
NHK / グラン・ジュテ 
BS-TBS / 女子才彩
フジテレビ /
キレイのタネ /にじいろジーン
/ こんな仕事があったんだ

・掲載本
家具と人
〜Living with Modern Crafts〜 →

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師匠の13回忌

今日は私の師匠の13回忌の
マスターを偲ぶ会がルテス幟町寮茶寮で行われました。
師匠の13回忌_b0072234_20353445.jpg
(師匠のお兄さんとお姉さん、そして泣いてボロボロな私。。。)

生前のマスターの親しい方々がお越しになった会で
会場のルテス幟町茶寮の中にはマスター(師匠の通称)の写真が沢山で
ルテス幟町茶寮にも想い出がたくさんで
最初から最後まで涙が止まりませんでした。
師匠の13回忌_b0072234_20363716.jpg

13年経っても涙が出てくる。
毎年、年に何度か涙が出ては止まらなくなるので
今日のこの会の後は私は使いものにならないだろうと思っていたけど
沢山の写真に囲まれて、、
もう、涙が止まらないのは仕方がない。
師匠の13回忌_b0072234_20362842.jpg
師匠の13回忌_b0072234_20361989.jpg
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私の修業時代のはじまりの
ルテス時代(ルテス幟町茶寮ではなく、袋町にあったcafé)は
私にとって、、
「パリの古き良き時代」を彷彿させる
場所と時代と言っても過言ではなく

師匠の13回忌_b0072234_20522937.jpg

フランス好きでルテスの世界観にどっぷりはまって
何もかにもが新しくて懐かしくて
私の人生の中で大きく舵をきり始め
未来にワクワクとして夢と希望しかなかった場所と時(とき)。

未だに想い出しては心がときめく、
感覚としては、青臭く聞こえるかもしれないけど
青春の時代、
若い夢と希望に満ちあふれた時を過ごさせて頂きました。

師匠の13回忌_b0072234_20515667.jpg

そこまでキラキラとした想い出を持てたのは
本当に奇跡かもしれないと思えるぐらいの時代でした。


私にとって師匠は当然ながら越える事が出来ない存在です。
それは、作品はもちろんだけれど
人となりとしての存在が大きいです。

私が師匠に出会った時の私は21、22歳。
もうすぐ私はマスターに出会った時のマスターの年齢になります。

あんなにも人の人生に影響を与えて
その後の人生や人生観を変えた人を私は知らない。

もちろん私に他にも影響を与えて下さった人は沢山いますが
マスター以上に
人生観を変える、人生を変える、と言う人に
出会った事がない。

あんな人にいつかなれたらいいのにな、と
今でも尊敬しています。

偲ぶ会のあった会場を離れて
一人でいるのも寂しくて
いつもの店に珈琲を飲みにいき
マスターの話をボスに聞いてもらい
ようやく落ち着いて家に戻りました。

今日は絶対使いものにならない。
そう数日前にも思っていたけど、
やっぱり今日は想い出に浸かってしまい使いものになりません。

越える事の出来ないかけがいのない師匠に出会えて本当に幸せ者です。

可愛がって下さった師匠、そして雅子さん(マスターの彼女さん)、
お兄さん(社長)お姉さん、川崎さん、皆さん、
本当に本当にありがとうございます。

師匠の13回忌_b0072234_2036097.jpg

by la_forgerone | 2017-10-01 20:56 | 想い