la forgerone 岡本友紀  作品や制作風景、日々の徒然などを綴ります。 


by la_forgerone

プロフィールを見る

la forgerone



HP
裏blog →

web shop →
Facebook →

how to order →
お問い合わせ →
カタログ →
メールマガジン →

・YouTube
資生堂CM出演 →
la forgerone PV 2017
 →
la forgerone PV 2013
 →

.................. 


la forgerone
ラ フォルジュロン 
フランス語で鍛冶屋を意
味する 「 le forgeron 」
(ル フォルジュロン)の始まり
と終わりを女性名詞風に
アレンジした造語。
男性のイメージが強い鍛
冶の仕事を女性らしい柔
らかさで包みたいという
思いを込めて
読み方も少しだけ
アレンジしています。


..................


・CM出演
資生堂 / エリクシールシュペリエル
 → 動画★
サントリー / 金麦(広島版)

・全国番組出演
NHK / グラン・ジュテ 
BS-TBS / 女子才彩
フジテレビ /
キレイのタネ /にじいろジーン
/ こんな仕事があったんだ

・掲載本
家具と人
〜Living with Modern Crafts〜 →

カテゴリ

全体
profile 
publish/media
news
exhibition/event
製作の日々
アトリエ
*シャンデリア・照明
*飾り窓・フェンス・手摺り
*棚・テーブル・椅子
*看板・表札・扉・取手・鍵
*キャンドルスタンド・小物
*オブジェ・モニュメント
日々のこと
想い
お部屋
お散歩
のんびりと・・・
art/artist
和文化・和装
paris janvier'08
雑記
私はこうして鍛冶屋になった。
Living web

gallery (2005~2006)
未分類

以前の記事

2018年 03月
2018年 02月
2018年 01月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 08月
2017年 07月
2017年 06月
more...

ブログパーツ

  • このブログに掲載されている写真・画像・イラストを無断で使用することを禁じます。

私の師匠のお話。

私の師匠は50代と言う若さで亡くなった。
癌だった。
変な咳をしてて息をするのも辛いのに
酸素の吸入器を吸いながら
「今病院行ったら当分出て来れんだろうけ~行かん」と
打ち合わせをしたり制作してたりした。
そんな師匠を無理やり彼女さんが病院に連れて行って癌だと伝えられた。
そして入院して1年ちょっとで亡くなった。

20代前半からずっと弟子として可愛がってもらっていた私は立ち直るのに数年かかった。
今でもまだ辛い。

師匠の彼女の雅子さんにもずっと可愛がってもらっていて私にとっては大切な姉のような人。
雅子さんにとっては私は娘のような感覚だと去年言われた。(年はあまり離れていない)
二人は結婚されていなかったので(師匠には離婚された奥様との間に3人の息子さんがいらっしゃいます)
二人で可愛がってくれてた私を雅子さんの中ではそう感じてくれていたみたいで
気持ちを考えるとやっぱり切ない。

師匠は何というか、ある種の魅力に長けた人で「カリスマ」とかそう言うものとはまた違うけど
とにかく人を惹きつける人だった。

女性に大モテなのは弟子としてずっと近くで見ていてすごいものがあったし、
男性にももちろん大モテだった。
人柄と言うのだろうか、とても魅力ある人だった。
私は人に不思議がられるぐらい沢山の人と知り合っているけど未だあんな人を他に見たことがない。

師の作る作品は今みても何度見てもやっぱり魅力的で「うー、やられたなぁ~」と思ってしまう。
何というか宇宙人っぽいの。
何でそこ曲げる!?
何でその形?って感じ。
絶妙な微妙バランス。
さらっとちょちょちょ、っていう感じに作って
それがいびつであったりしてもかわいい。
いびつなはずなのにかわいいと言うのはわざとらしさではなく
細部細部に師匠独特のセンスがあるからだと思う。

実際、師匠よりも上手に作られる作品や作り込まれた作品をいくつも間近で見てるけど
何というか味を感じたことがない。
綺麗で丁寧で、、、確かにうまい。
でもそれだけ。
師匠の作品に惹かれて鍛冶屋の世界に入ったので他を見てもひかれないのは仕方がないですね。汗

私の作風は
私の好きな繊細さと可愛らしさと隠れた妖艶さを私なりに形にしたいと思って作っているのだけれど
その分、したくないと思っている表現方法も沢山ある。

師匠の作る作品に惹かれた私が作りたい作品は
やっぱり綺麗なだけじゃ嫌で
私がいいと思ったラインを作るようにしてる。
じゃないと意味がない。

過度にやり過ぎず、自分の意思でここまで、と決めて作る。
職人としての自己満足では無くてイチ作家としての満足。

師匠が見せてくれてた作品の魅力、人間的魅力。
私が目指すのは私なりの魅力。
師匠みたいにはなれないし、真似をしようとは思ってはいない。まず無理…。
あの師匠みたいにはなれないもの。

でも、やっぱり作品的魅力というのは作風は違っても努力してでも引継いでいきたいし
引き継いていかねば!と思ってるのです。

教えてもらったのは技術だけじゃない。
沢山魅せてもらってる。

師匠の作品の魅力、人としての魅力。
大切な思い出としてだけじゃなくて私の糧となってる。

いろいろありますが私もがんばっていきますよ!

ふんがーっ!
[PR]
by la_forgerone | 2012-03-30 18:06 | 想い